海外発、スウェーデン 現地レポート

日本のメディアでは理想郷としてよく取り上げられるスウェーデンという国ですが、実際あまり観光で来たり、現地の人と一緒に働き生活をしたことがある人はいないかと思います。 そうした未知であまりよく知られていないスウェーデンという国ですが、本当に日本のメディアで言われるような理想郷のような国なのかを、私の実際のスウェーデンでの実際の生活や働きぶりを通してレポートしていきたいと思っています。 そして、スウェーデンという国に興味や関心がある人の役にたててもらえればと思っています。

スウェーデンでの2018年度OECD生徒の学習到達度調査(PISA)における大きな統計誤魔化しが発覚

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は40,803人、死亡者4,542人、100万人あたりで感染者は4,042人、死亡者は450人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,930人、死亡者894人、100万人あたりで感染者は134人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は64倍以上も日本より高いことになります。

 

2015年度のOECD生徒の学習力調査(PISA)における低い学習力

スウェーデンでは最近まで宿題を出されることがありませんでした。

日本人には理解の難しい理由なのですが、スウェーデンがいう宿題をださない理由としては、宿題を出すと裕福な家庭と裕福でない家庭との間に勉強の格差が生じるという理由でした。

 

しかし最近は学校で宿題を出すようになってきたとのことです。

その理由としてスウェーデンの生徒の学習到達度が非常に落ちてきたことがあります。

 

2015年度のOECD生徒の学習到達度調査(PISA)では、科学、数学、読解力とも日本より大きく下回りややOECDの平均よりややよい程度であり、上位15カ国にも入っていない分野もありました。

 

https://i.insider.com/58471001ba6eb6d3008b7bf9?width=1100&format=jpeg&auto=webp

 

反対に隣国フィンランドは、OECD諸国内でも上位に位置し、読解力においては日本を抜いて2番につけています。

 

同じ北欧諸国といっても、スウェーデンとフィンランドとの学習力には大きな違いがあるのです。

 

スウェーデンでの2018年度OECD

生徒の学習到達度調査(PISA)における大きな統計誤魔化しが発覚

しかし2018年の学習到達度調査(PISA)では、スウェーデンはすべての分野において2015年度の調査と比べて得点がアップしたのです。

 

読解力においては、日本の11位より上位をつけ、OECD内で7位となりました。

そのためスウェーデンの多くのメディアではスウェーデンの学習力が向上していると報道したのです。

 

しかし6月2日の新聞エクスプレセンによると、2018年度の学習到達度調査(PISA)において、スウェーデンでは大きな統計データの誤魔化しがされていたことが発覚したのです。 

 

f:id:globaljourney:20200603213352p:plain

6月2日新聞エクスプレッセン スウェーデンの2018年度OECD生徒の学習達成度調査(PISA)での統計ごまかし

www.expressen.se

 

OECDの規則によると、1年以内に移住してきた移民や難民をPISA調査から除外してもよい規則があります。

 

もちろんこのPISA調査に参加しているOECD諸国は、この規則に従いPISA調査をしなければなりません。

 

しかしスウェーデンは1年以上スウェーデンに滞在している、移民や難民もPISA調査から除外していたのです。

 

そのため2018年度の学習到達度調査(PISA)ではスウェーデンの学習力が向上したのです。

 

新聞エクスプレッセンによると、実際にOECDの規則に従ってPISA調査を行った場合2015年度のPISAと同じか、もしくはそれよりも悪い学習力であると報じています。

 

明らかにスウェーデンでは学習力が向上しているかのように見せかけるために、統計データの意図的な誤魔化しを行っているのです。

 

f:id:globaljourney:20200603213524p:plain

6月2日新聞エクスプレッセン 学習達成度調査(PISA)でのスウェーデンの実際の読解力得点

f:id:globaljourney:20200603213636p:plain

6月2日新聞エクスプレッセン 学習達成度調査(PISA)でのスウェーデンの実際の数学得点

f:id:globaljourney:20200603213707p:plain

6月2日新聞エクスプレッセン 学習達成度調査(PISA)でのスウェーデンの実際の科学得点

統計データの誤魔化しの多いスウェーデン

こうしたスウェーデンの統計データの誤魔化しはPISA調査だけではありません。

 

4月22日の公共テレビSVTによると、スウェーデン公衆衛生局と数学者トム・ブリトン氏は、ストックホルムの人口のうち3分の1が集団免疫を獲得していると発表していました。

 

そしてこの計算からスウェーデン当局はスウェーデンでは集団免疫が確立されており、集団免疫戦略を支える根拠の1つでありました。

 

しかし5月25日の新聞エクスプレッセンによれば、公衆衛生局は最近の抗体研究で、ストックホルム人口のうち、ほんの7.3%だけが抗体をもっていたと報じて、明らかに統計データが偽りだったことが明らかになったのです。

 

www.expressen.se

globaljourney.hatenablog.com

 

4月4日の新聞エクスプレッセンによれば、政党世論調査が行われました。その際に4月の統計では、与党・社会民主党の支持率が25%から47%と急激に上がっています

 

しかしこの統計は100万人以上のスウェーデン人を対象に行われたと記されています。

 

しかし考えると、スウェーデン人の人口は1012万人しかいません。それにもかかわらず短期間の間に100万人もの国民に世論調査をすることは不可能なのです。

 

もちろん私もこの世論調査に参加していませんし、周りでも誰一人ともこの調査に参加したという人はいません。

 

このようにスウェーデンでは多くの統計が意図的にごまかされていることがわかるのです。 

 

www.expressen.se

globaljourney.hatenablog.com

 

現在スウェーデンの与党・社民党の支持率が、コロナ危機前と比べて上昇しているというニュースがしばし聞かれます。

 

しかしこれまも行われてきた非常に多いスウェーデンでの統計データの誤魔化し事実から、本当に政府の支持率が上がっているかは大きな疑問です。

すべての学校の再開を決定したスウェーデン政府

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は37,814人、死亡者4,403人、100万人あたりで感染者は3,746人、死亡者は436人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,851人、死亡者891人、100万人あたりで感染者は133人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は62倍以上も日本より高いことになります。

 

すべての学校の再開を決定したスウェーデン政府

現在、スウェーデンでは大学、高校、職業学校が閉鎖をされており、小中学校、幼稚園は通常どおり行われています。

 

5月29日の公共テレビSVTによると、スウェーデンのローベン首相は、6月15日からすべての学校の再開を決定しました

 

そしてスウェーデン公衆衛生当局のは、これまで推奨されてきた遠隔教育への勧告も、6月15日からはなくなるとのことです。

 

f:id:globaljourney:20200602030148p:plain

5月29日SVT すべての学校再開を決定

 

スウェーデンでは多くの学校が6月から8月にかけて、夏休みにはいります。

そのため実質的には8月すぎから学校が再開されることになります

 

そのためローベン首相も、

秋には、高等学校、短大、大学、その他の成人教育がさらに定期的に行われるようになる」と語り、その後も人と一定の距離を保つ規制は続くとしました。

 

 

しかしスウェーデンは現時点でも、世界で第8番目に人口あたりの死者数が多い国であり、感染者数も人口あたり世界で23番目と世界でもコロナ感染者が非常に多い国です

 

来月からすべての学校を再開するのであれば、他の国以上に具体的な対策を整え、学生をコロナ感染から守るように努めてもらいたいものです。

 

www.svt.se

個室でテレビありゲームもできる、囚人には天国のようなスウェーデンの刑務所

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は35,727人、死亡者4,266人、100万人あたりで感染者は3,540人、死亡者は423人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,683人、死亡者867人、100万人あたりで感染者は132人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は60倍以上も日本より高いことになります。

 

個室でテレビありゲームもできる、囚人には天国のようなスウェーデンの刑務所

5月27日の公共テレビSVTによると、これまでスウェーデンの刑務所では、コロナ感染を防ぐために囚人の家族の子どもが、囚人と面会が2ヶ月以上できなかったとあります。


しかしハルムスタードの刑務所では、スカイプにより家族と話せるようになったと報じられました。


スウェーデンでは刑務所でも囚人に対して人権配慮がされているという内容の記事が記されています。

 

f:id:globaljourney:20200529203342p:plain

5月27日 SVT 家族とビデオ通話する囚人

www.svt.se

しかしスウェーデンの囚人への人権への配慮はこれだけではありません。

 

ときどきスウェーデン人とスウェーデンの刑務所について話をすると、スウェーデンの刑務所で囚人は個室をもち、ベットやタンスが設備されていることはもちろんのこと、テレビビデオゲームもすることさえでき、まるで自宅の個室みたいで天国のような環境だと話になります。


日本では信じられないのですが、スウェーデン務所・保護観察所のサイトで囚人の1日が記されており、囚人はテレビが完備された個室を与えられ、サッカーやバスケットボールとスポーツできるとあります。

 

まるで学生寮の個室をのぞいているような感じなのです。

学生寮の個室と何が違うというと、窓には鉄格子がしてあることくらいです


ちなみにこのスウェーデン刑務所・保護観察所サイトでは、以前までは実際の刑務所の写真を掲載しスウェーデンの刑務所の快適さをアピールしていましたが、なぜか最近は写真ではなくデザイン画を掲載しており、スウェーデンの刑務所が普通の刑務所だとアピールしているようであります。

 

https://www.ohrlund.se/blogg/wp-content/uploads/2011/09/DSC_4940.jpg

www.kriminalvarden.se

スウェーデンのジャーナリスト兼写真家であるダグ・アールランド氏は、

スウェーデンの刑務所高級ホテルか地獄なのか」というタイトルでブログを記載しています。


ダグ・アールランド氏はクムラ刑務所について記していますが、クラム刑務所はスウェーデン最大の刑務所であり、凶悪犯500人を収容する施設です。


しかし上記の写真からもわかるように、囚人にはやはり個室が用意されています。

そして午後4時に仕事が終わり夕食を食べ終えた後、囚人はトレーニングルームや球技場でスポーツやエクササイズできるそうです。

 

そして電話やテレビを見たり、のんびりする余暇の時間が数時間もあのです。

 

夜8時以降には全員が個々の部屋に戻らなくてはならりませんが、部屋でテレビや本を読んでいても構わないとあります。


日本の刑務所とはまったく異なり、まるで日本の全日制の学生寮を覗いているようです。

恐らくスウェーデンの刑務所より、日本の全日制の学生寮のが厳しいのではないかと感じるほどです。

 

https://images.hdsydsvenskan.se/preset:large/1536x921/YcNxRVtuRt0E3ltebGQfLqdECPQ.jpg

https://www.ohrlund.se/blogg/wp-content/uploads/2011/09/DSC_5079.jpg

 

www.ohrlund.se

日本の2倍近くという再犯率の高さ

それではこうした囚人にも手厚い人権配慮をしているスウェーデンですが、囚人は更生し再犯率が低いのでしょうか?


スウェーデン犯罪統計ブロによると、2012年の2年以内のスウェーデンでの犯率は35%になります。

 

日本の法務省の「再犯防止推進白書」によれば、日本での2年以内再犯率は2012年で18.6%ですので、なんとスウェーデンの再犯率は日本よりも2倍近くも再犯率が高いのです。

https://www.bra.se/statistik/kriminalstatistik.html

 

2019年の公共テレビSVTによると、スウェーデンでは2019年で犯罪が急激に増え、刑務所が不足し刑務所の3分の1以上が満杯で、状況がさらに悪化する可能性のある未来を予測していると報道されています。

 

スウェーデンは人道主義を唱え、囚人にも大きな配慮している事を世界にアピールしていますが、実際には日本より再犯率より高く、さらに犯罪が増加傾向であるのです。

 

https://www.svtstatic.se/image/wide/992/21772542/1554707528?quality=70&format=auto

www.svt.se

 

日本でも愛媛県の松山刑務所は、北欧のように鍵や鉄格子もない開放刑務所を設けていました。しかし2018年に受刑者が逃走する事件もおきました。

 

囚人の権利はもちろん大事ですが、スウェーデンのような過度ともいえるような人権配慮は、現実に再犯率を下げてはおらず、反対に犯罪が増加している実態もあります

 

もしそれであれば、犯罪をして刑務所に入っているにもかかわらず優雅に過ごせ、さらに出所後も再犯率が高くなるのならば、刑務所の意味がないのではないでしょうか?

 

www.sankei.com

 

コロナ危機がはじまってから約2ヶ月ほど平日にブログ更新してきましたが、今後若干不定期にブログ更新するかもしれません。

これまで定期的にお読み頂いた方がいましたら、申し訳ございませんがご理解頂ければ幸いです。

スウェーデン・エーレブルー市の卒業パーティで半分の学生がコロナ感染

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は35,727人、死亡者4,266人、100万人あたりで感染者は3,540人、死亡者は423人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,651人、死亡者858人、100万人あたりで感染者は132人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は60倍以上も日本より高いことになります。

 

スウェーデン・エーレブルー市の卒業パーティで半分の学生がコロナ感染

スウェーデンでは3年間の高校生活を終えると、日本とは違い5月に卒業します。

またスウェーデンでは18歳が成人ですので、高校を卒業すると同時に成人になるため、高校卒業パーティは大きなイベントとなります。

 

5月28日の新聞エクスプレッセンによると、スウェーデンの中部にあるエーレブルー市の1つの学校では、何百人もの卒業した学生が集まり屋外卒業パーティが行われました。

 

そして卒業パーティにより半分もの学生が、コロナ感染した可能性があると新聞エクスプレッセンでは報道されています。

 

https://c.cdn-expressen.se/images/c7/e1/c7e1eefd6eee416799c851cb0f0f1d8c/16x9/1280@40.jpg

www.expressen.se

現在のコロナ危機下、多くの学校で伝統的な高校卒業パーティは公にはキャンセルされました。

しかし実際には何百人もの生徒たちがエーレブルー市に集まり、卒業パーティを実施していたのです。

そのためこの卒業パーティ後に、12から14人の生徒にコロナ症状がでたと報道されています。

 

スウェーデン当局の指示に従っていない現実

これまでスウェーデン公衆衛生局は、スウェーデン国民は伝統的にスウェーデン当局の指示に従うから、コロナ規制をしないと主張してきました。

 

しかし実際には4月19日の新聞アフトンブロデットの記事で記されているように、多くの人たちがストックホルムへ夜中にパーティをしにくり出してた実態が発覚しました。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/globaljourney/20200420/20200420214039.png

 

www.aftonbladet.se

 

この新聞エクスプレッセンの記事からも、スウェーデンでは多くの学生が当局の指示に従わずコロナ感染を広げていたことがわかるのです。


実際にスウェーデンは世界でも第8番目に人口あたりのコロナ死者数が高い国であり、どう考えてもスウェーデン国民が伝統的に当局の指示に従っているとはいえないはずです。

しかしいまだにスウェーデン当局は一向に具体的なコロナ対策を行っていません

 

どこまで世界に批判され死者数を増やしながらでも、現在の無規制対策を行っていくのでしょうか?

 

今後さらにコロナ感染者や死者が増えていく前に、スウェーデン当局は具体的な対策を早急にとる事が必要です。

コロナ感染者数が多くEU諸国と国境開放されないことは「差別」と主張するスウェーデン外務大臣

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は34,440人、死亡者4,125人、100万人あたりで感染者は3,412人、死亡者は409人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,623人、死亡者846人、100万人あたりで感染者は131人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は58倍以上も日本より高いことになります。

 

EU諸国から孤立するスウェーデン

5月26日の恐々テレビSVTによると、現在地中海にあるキプロス共和国はEUにある国々と国境開放する計画を立てているとのことです。

 

そしてキプロス共和国はイギリスやフランス、スペイン、イタリア、ベネルクス諸国、ロシアなど19か国との国境開放する予定であるとのことです。

 

しかしスウェーデンからの入国は許可されないと報じています。

 

その理由としてキプロスの最高の疫学者レオンディオス・コストリキス氏は、スウェーデンのコロナ対策は「明らかに失敗である」と語っています。

 

https://www.svtstatic.se/image/wide/992/26898521/1590361518?quality=70&format=auto

 

またキプロスだけではなく、フィンランドやノルウェー、デンマークと他の北欧諸国でもスウェーデン人の入国は拒否されていると報じています。

 

実際に、アメリカにあるジョンズホプキンス大学によれば、スウェーデンの死亡率デンマークの約4倍フィンランドの6倍以上ノルウェーの約10倍にものぼると報告されています。

 

このように現在死者数が非常に多いスウェーデンが、北欧諸国だけではなくEU諸国からもスウェーデンとの国境開放することに恐怖を感じ、孤立していることがわかるのです。

 

www.svt.se 

コロナ感染者数が多くEU諸国と国境開放されないことは「差別」と主張するスウェーデン外務大臣

しかし5月26日のアメリカメディアであるブルームバーグによると、

スウェーデンの外務大臣アン・リンデ氏は、こうしたスウェーデンとの国境開放しないキプロス共和国の決定に、

「差別されることを望まない」と答えています。

  

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/idimRSFuuNzw/v1/1000x-1.jpg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-26/sweden-tackles-image-problem-after-cyprus-blacklists-citizens

 
そしてキプロス共和国が、スウェーデンを含むコロナ感染率が高い国々をブラックリストに載せるという決定に対し、アン・リンデ外務大臣は5月29日に行われるEU閣僚会議で、この問題を取り上げる述べています

アン・リンデ外務大臣は各国政府が国内で政権の強さを示すための政治的理由から、スウェーデンを国境開放除外国のブラックリストに載せるのではなく、EU加盟国が「事実」を認識し対応するべきだと語っているのです。

 

アン・リンデ外務大臣は何が「事実」と言いたいのでしょうか?

 

どんな統計データをみてもスウェーデンはEU諸国内だけではなく、世界レベルでもコロナ感染者が非常に多く、死者率が世界でも最も高い国という事実があります。

 

そうしたコロナ感染数や死者数が非常に高いスウェーデンの「事実」をEU諸国が認識したら、EU諸国はスウェーデンとの国境を開放すべきではないという、結論になるのは当然のことなのではないでしょうか?

 

まったく意味のわからない発言であり、スウェーデン人の入国がEU諸国に甚大な被害を与える可能性があるため、多くのEU各国が国境開放をしないとしている状況を、スウェーデンは「差別」されていると外務大臣が公言しているのです

 

まるで犯罪の加害者が、被害者たちから隔離されている状況を「差別」されていると主張している事同じであります。

 

この外務大臣の発言からだけでも、スウェーデン当局の発言は一般的な常識や論理から大きくはずれており、自分勝手な発言であることがよくわかるのではないでしょうか?

スウェーデンのウプサラ大学病院で広がる300人以上のコロナ院内感染

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は33,843人、死亡者4,029人、100万人あたりで感染者は3,353人、死亡者は399人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,581人、死亡者830人、100万人あたりで感染者は131人、死亡者は7人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は57倍以上も日本より高いことになります。

 

スウェーデンのウプサラ大学病院で広がる300人以上のコロナ院内感染

5月26日の公共テレビSVTによると、スウェーデンの東部のウプサラ市にあるウプサラ大学病院では、338人もの医療従事者がコロナ感染していた事が判明しました。

 

コロナ院内感染が広がったのは、肺病棟と緊急治療室、出産病棟、2つの老年病棟とコロナ患者を扱わない病棟であったとのことです。

 

f:id:globaljourney:20200526190604p:plain

5月26日SVT ウプサラ大学病院で広がる300人以上のコロナ院内感染

www.svt.se

こうした院内感染の原因について、病院の担当者ミカエル・ショーヘル氏は

感染がどのようにして感染したのかはわからない」と語っています。

 

これに対して病院の労働組合クヌート・ボーディン氏は、感染拡大防止に対する低い保護対策が、感染拡大の原因であると批判しています。

 

また労働組合クヌート・ボーディン氏は、コロナ病棟以外で広がったコロナ院内感染に関して、病院は早い段階でコロナ院内感染防止策を練る必要があると提言していました。

 

しかしウプサラ地域で、コロナ感染を防ぐために顔を覆うバイザーが使用され初めたのは、ほんの2週間前ほどとのことです。

 

そのため労働組合クヌート・ボーディン氏

責任はウプサラの地方自治体にある」と語っています。

 

2週間前といえば、スウェーデンでの感染者総数は26,670人、死亡者3,256人にもなり、日本との人口あたりの死亡者を比較すると61倍以上も多い死亡者数でした。

 

f:id:globaljourney:20200526190348p:plain

5月26日SVT ウプサラ大学病院で広がる300人以上のコロナ院内感染

 

しかしこうした危機的状況でもウプサラ地域における病院では、コロナ感染を防止するバイザーの使用が普及しておらず、300人以上もの医療従事者がコロナ感染するという、大きな事態を招いてしまってたのです。

 

このようにスウェーデンでは何をするにも、問題が起きてから対処をしています。


しかし今回のコロナのようにウィルス感染の場合には、うまい言い訳をして結果をごまかせる対人ではなため、スウェーデンでは全ての対策が後手後手となり、世界で最も高い頃な死亡者を生んでしまっていると考えられるのです。

 

www.expressen.se

明白となったスウェーデン公衆衛生局のデタラメ集団免疫獲得数への発言

 

本日のスウェーデン感染者状況

本日におけるスウェーデンの感染者総数は33,843人、死亡者4,029人、100万人あたりで感染者は3,353人、死亡者は399人にもなっています。

 

日本の感染者数が16,550人、死亡者820人、100万人あたりで感染者は131人、死亡者は6人です。

 

スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は66倍以上も日本より高いことになります。

 

スウェーデンでのコロナによる死者が4,000人を超える

5月25日の公共テレビSVTによると、スウェーデン国内でコロナ感染により、本日で4,000人もの死亡者がでたという報道がされています。

 

これは人口1023万人しかいないスウェーデンにとっては非常に大きな人数です。

 

www.svt.se

統計サイトワールドメータスでも、5月25日時点でスウェーデンにおける死亡者数合計は世界の中でも、16番目に多い死亡者数となっています。

 

人口あたりの死亡者数にすると、スウェーデンは世界でも8番目に死亡者数の多い国なのです。

 

f:id:globaljourney:20200525232512p:plain

5月25日 統計サイトワールドメータス スウェーデンの死亡者数は世界でも8番目に多い

 

明白となったスウェーデン公衆衛生局のデタラメ集団免疫獲得数への発言

4月22日の公共テレビSVTによると、スウェーデン公衆衛生局と数学者トム・ブリトン氏は、ストックホルムの人口のうち3分の1が集団免疫を獲得していると発表していました。

 

そしてこの計算からスウェーデン当局はスウェーデンでは集団免疫が確立されており、集団免疫戦略を支える根拠の1つでありました。

 

f:id:globaljourney:20200525232729p:plain

4月22日SVT 公衆衛生局 ストックホルムの人口3分の1が抗体を持つと発表

www.svt.se

しかし5月25日の新聞エクスプレッセンによると、公衆衛生局は最近の抗体研究で、ストックホルム人口のうち、ほんの7.3%だけの人しか抗体をもっていないと発表したのです。

 

7.3%と33%では計算と実数が4.5倍以上も違いま

計算間違いの話しどころではありません。

 

また5月22日 新聞アフトンブロデット 22人のスウェーデン研究者が、

4月26日時点でベルギーでは100万人あたり619人の死者が出ており、死者数はスウェーデンの2倍近くだが、それでも抗体を保有しているのほんの6%にしかすぎない」、と語っています。

このように実際は6%前後の抗体しか獲得できていであろうことは、スウェーデン公衆衛生局もベルギーの統計データからもわかっていたはずなのです。

 

www.aftonbladet.se

しかしこうした明らかに間違った計算結果でさえ、スウェーデン当局は集団感染戦略であることを主張するたに、ストックホルムでは人口の3分の1がすでに集団免疫を獲得していると、偽りの数字であることを知りながら平気でこれまで報道していたのです。

 

しかし今回の抗体研究で、実際の集団免疫獲得数が明らかに計算より少ない事実がわかったことに対しても公衆衛生局国家疫学者のテグネル氏は、

予想よりも1〜2パーセント低かった」とここでも嘘の発言を平気でしています。

1~2%違ったどころの話ではありません。

もともとテグネル氏はストックホルムの3分の1(33%)が感染していると発していたのです。

 

これに対してもちろん新聞エクスプレセンもテグネル氏の矛盾点を指摘していますが、公衆衛生局のテグネル氏は、

 

予測は毎日変わっていく。そして以前した予測と今回の抗体検査結果がどれだけ違うか覚えていな。たぶんあまり変わっていないはずだ

 

「数学者トム・ブリトンは素晴らしい数学者です。しかし彼も私たちも実際にどれだけの人が免疫をいるかわからないのだ」と、

明らかに間違っているにも関わらず、ふてぶてしくも間違っていて何が問題なのかと平気で語っているのです。

 

どうしたらこれほどまでに大きく矛盾した嘘の発言を、公共のメディアの前で、平気で語れるのでしょうか?

 

https://f.cdn-expressen.se/images/f7/fb/f7fb9c3f2e76480cbb98ef451cbada39/16x9/1280@40.jpg

 

この公衆衛生局の「集団感染戦略」により、スウェーデンでは具体的なコロナ規制もいまだたてられておらず、非常に多くの人が感染し、4,000人もの人たちがなくなってしまっています。

 

計算が間違っていたから仕方ないだけでは済まされない大問題です。

 

しかしスウェーデンでは過去の発言に責任を持つことがありません。

そのためこうしたスウェーデンのコロナ対策のトップがこうした間違った嘘の発言をしていたとしても、スウェーデンでは何の責任や刑罰も取らされず、今まで通り何事もなかったように問題が忘れ去られてしまうのです。

 

www.expressen.se

(このブログではできる限り公の情報元を利用し、情報元も記載しています。ただあくまで私個人のブログ(日記)なので校閲が入っているわけではなく、また私の意見も所々記載しています。その事をご理解と同意の上お読み下さい)