3月17日 たった2日後で方針を180度変え国境閉鎖を決定
本日、日本の外務省では、感染症危険情報のレベルを、イタリアはレベル3(渡航中止勧告)
スウェーデンをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)にした。
この日本の外務省の感染症危険状態レベルからもスウェーデンの感染症危険状態が非常に悪いことがわかるはずであるが、スウェーデン政府の対応はやっと危機感をもった程度である。
そして今日、スウェーデン政府は、3月15日に国境を閉鎖しないと決定したにもかかわらず、たった2日で方針を180度覆し、国境を閉鎖することを決定する。
15日に国境を閉鎖しないという決断は何だったのだろうというほどコロコロ決定が変わる。とてもコロナ拡大防止に戦略があるとは考えられないスウェーデンのいきあたりばったりの政治がよくわかる。
またたった5日前の12日に学校を閉鎖しないという決定したにもかかわらず、やはり学校閉鎖しないとい方針を覆し、政府は大学、高校、職業訓練学校を閉鎖することを決定する。しかしいまだに中学校、小学校の閉鎖はしていない。
スウェーデンは高校以上を閉鎖 中学以下は対象外 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
全く以前の発言に全く責任を持たず、何もなかったかのように180度、意見が変わるスウェーデン政府の対応がよくわかる。
しかしもし12日に閉鎖していれば、学校内で感染せずにすんだ子どもたちも多くいたはずなのだが、マスコミも政府を叩いたりはしない。
メディアコントロールされているスウェーデンメディアの実態がよく分かる状況である。
さらにスウェーデン公衆衛生局の テグネル氏は突然、ニュースに出てきた時の話のトーンが変わり、真剣に話すように感じられる。