海外発、スウェーデン 現地レポート

日本では理想郷としてよく取り上げられるスウェーデンという国ですが、実際あまり観光で来たり、現地の人と一緒に働き生活をしたことがある人はいないかと思います。 そうしたあまりよく知られていないスウェーデンという国を、実際のスウェーデンでの実際の生活や働きぶりを通してレポートしていきたいと思っています。

3月12日 スウェーデン政府がなぜか学校を閉鎖しないことを決定する!

フィンランド、デンマークなどが学校閉鎖をしているなか、スウェーデン政府は学校を閉鎖しないことを決定する。
ただ学校でコロナ感染がおきた場合には、各学校の校長が自分で判断して閉鎖するようにと判断し決定するようにとした。

これからわかることは、スウェーデン政府は子どもたちにコロナ感染を防止する対策をとるわけではなく、子どもたちにコロナが感染するのを容認する決定であることがわかる。

さらに政府が責任をもってコロナ対策の指導を行わず、学校長にその責任を押し付けていることがわかる。そのため学校で働くスウェーデン人の話では、学校長に重い責任がのしかかり大変であると聞いた。

しかしこれはスウェーデン人によくあるトップの責任をもたず、他の人に責任を押し付ける方法である。これまでスウェーデンは災害や戦争もない国であったため、

うまく責任転換をしごまかし問題を先延ばしにしてやりくりしていた。しかしウィルスはそうした人間のごまかしを気にせず感染を広げていくため、こうしたスウェーデン政府の責任逃れにより対応策が全く行われないため、スウェーデンでのコロナ患者の急増を招き、現在、緊急事態に陥ってしまっている。
 

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スウェーデンは他のほとんどの国と同様に、症状を示す人や海外にいる人の感染拡大をテストしていませんが、3月11日以降に医療や医療関係者を必要とする高齢者のテストが優先されています。

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そのため、1日あたりの新たに発見された症例数は、3月12日の187症例から翌日の127症例に減少しました。

このように統計上コロナ感染者数が伸びていないのは、老人や重篤者を優先してテストしているためであり、さらに1日にテストを受けられる人数が決まっているためである。こうした統計操作はスウェーデンがよく使う手段であるので、信じることはできずらい現状があります。

実際にストックホルム大学の数学統計学のトムブリトン教授は、この日の時点でスウェーデンでのコロナ感染者数は10万人いると計算しており、統計よりも感染した数がははるかに多いと述べています。

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にもかかわらず国営テレビSVTでは、国民にインタビューを行いスウェーデン医療機関の信頼度が良いと報道している。

しかし、これも偏向報道であり、政府の信頼率は34%ほど、医療機関への信頼率も50%未満であり、どちらも信頼率は高くない。しかしSVTのニュースをみただけだと、あたかもスウェーデン国民が医療機関への信頼度が高いように誘導している。

 

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よく中国や北朝鮮、ロシアなどをスウェーデンは報道の自由がない国として批判をするが、あまり知られていないが、スウェーデンメディアも多くの偏向報道がある。

そのため今回も、あたかもスウェーデン医療機関が国民からの信頼を受けているというイメージを作る、スウェーデンのよく使うプロパガンダメディア戦術のようである。

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