3月22日 スウェーデン首相がテレビ演説をするが、やはり対策を全く示さない意味のない演説内容
この日、世界のコロナ感染者数が30万人を超えた。
しかし、スウェーデン政府は重篤者しか検査しないといっている。なので実際のスゥエーデンのコロナ感染者数は、統計値以上かなり多いいはずである。
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そして、この日にスウェーデンのステファン・ロフヴェン首相が国民にテレビから語りかける。
新聞エクスプレッセン(Expressen)によれば首相が国民に話すことは珍しいことで、最後は2018年の選挙キャンペーン前だったとのことです。
しかし、日本の安倍首相は毎日のようにテレビで、コロナ対策のためテレビにでて国民に情報を提供しているというのに、これまでロフヴェン首相はほとんどテレビやメディアにでて、コロナ対策に関して何もいわず、対策はすべて公衆衛生局に任せていた。
実際にロフヴェン首相の演説では、国民に今を耐え抜き努力するようにといって、やはり何の対策もなくパニックを起こさないようにというだけである。
戦争ではないのだから堪え忍ぶのではなく、ウィルスが拡散防止の具体的な対策が必要であるが、特に緊急事態だから厳しい規制や統制を取るわけではない。
またこうした言葉は首相がいうわけではなく、国王や日本の天皇陛下が、国民を励ますために言われる言葉であり、国民を指導する首相が具体的な対策も全く出さずにいう言葉ではない。ロフヴェン首相は自分を国王と勘違いしているとも取れるような演説であった。