ヨーロッパ人セレブのコロナ規制ないスウェーデンへの豪華旅行
本日のスウェーデン感染者状況
本日におけるスウェーデンの感染者総数は15,322人、死亡者1,765人、100万人あたりで感染者は1,517人、死亡者は175人にもなっています。
日本の感染者数が11,512人、死亡者281人、100万人あたりで感染者は91人、死亡者は2人です。
スウェーデンにおける人口あたりの死亡数は88倍以上も日本より高いことになります。
ヨーロッパ人セレブのコロナ規制ないスウェーデンへの豪華旅行
4月17日の新聞アフトンブロデットによると、コロナ危機下でも規制の行われていないスウェーデンは、いまだに贅沢ができ高級感を味わえる国としての聖域の噂がひろまり、ヨーロッパのセレブが美容院やレストラン、パーティなどしに、豪華旅行しにいく場所となっていると報じられています。
ヨーロッパ人セレブのストックホルムでの豪遊
ストックホルムで働く美容師ソフィアによれば、
「ストックホルムへ旅行しにくるヨーロッパ人の女性たちがいます。彼女らは美容院やネイルサロンへ行き、レストランで食事をし、夜にはパーティーをするためにストックホルムにやってきています」と語っています。
彼女の顧客であるスイス人の女性は、飛行機のチケットに1800ユーロ(約21万円)を支払いスウェーデンにやってきたそうです。
しかし美容師ソフィアによると、
「このセレブのお客はスウェーデンに来て髪を染めれれとても幸せそうでした、また明らかに彼女の何人もの友人も同じようにスウェーデンにきて美容院にいっています」と話しています。
ただ高額な費用がかかるため、主にやってくるのは金持ちの女性だそうですが、多くのヨーロッパ人のセレブが、コロナ規制がなく豪遊のできるストックホルムに遊びにきているとのことです。
デンマーク国境沿いのマルメ市でのショッピング
またこうした多くのヨーロッパ人が訪れるのはストックホルムだけではなく、デンマークの国境沿いの都市マルメにも多くのデンマーク人がやってきています。
マルメで働く美容師は、「デンマークではすべてが閉鎖しているので、スウェーデンへ行で美容院や買い物をする必要がある」と顧客が話していたと語っています。
4月16日にスウェーデン政府はスウェーデンへの入国禁止をさらに30日間延長すると発表しました。
しかしEU諸国、イギリス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン、スイスには入国禁止が適用されていないためで、実際には多くのヨーロッパ人がスウェーデンに買い物や遊びにやってきているのです。
コロナ感染率が30%のストックホルムでの大人の危険な遊び
4月20日のブログでもとりあげましたが、ストックホルムではいまだに夜にパーティにくりだす人が多く、2週間前より数万人以上増加しています。
また4月19日の新聞アフトンブロデットによれば、ストックホルム大学の数理統計学のトムブリトン教授の計算で、ストックホルムの人口の3分の1がコロナ感染しているという報道さえもあります。
そして4月22日時点のスウェーデンの死亡者率は76.24%にもなっており、隣国フィンランド6.59%と比較しても桁違いに死亡率が高いことがわかります。
これまでスウェーデン政府と公衆衛生局は、スウェーデン人の自主性を尊重してコロナ規制をしていないと言い続けていました。
しかし実際には多くのスウェーデン人が従っていないだけでなく、入国規制もしないことから、コロナ規制のないスウェーデンは贅沢ができ高級感を味わえる聖域として、多くのヨーロッパ人セレブが豪遊にやってきているのです。
現在のスウェーデンは、非常に高いコロナ感染率、死者率の中でも多くの人たちが遊びほうける、まさにコロナ・ワンダーランド状態なのです。
しかしスウェーデン人は何のコロナ規制もしないスウェーデン政府を成熟した大人の対応と考えています。
もしこうした危険いっぱいのコロナ・ワンダーランドでの遊びも、成熟した大人の考える遊びなら、あまりに危険な大人の遊びすぎて私にはできそうにありません。